11日のマザーズ指数は5日ぶり反落となった。
朝方の円相場は1ドル=111円を割り込む場面もみられたが、前日の米国市場で主要3指数が揃って上昇となるなかで、マザーズ指数は前日終値水準での横ばいスタートとなった。
その後、指数インパクトの大きいそーせい (T:4565)が前場中ごろにかけて急落を見せると、それにつられたマザーズ指数は下げ幅を拡大させる場面もあった。
しかし市場では、本日のそーせい急落に関して「誤入力」との指摘もみられ、その後のマザーズ指数は下げ渋った。
ただ、東証1部のファーストリテ (T:9983)や安川電機 (T:6506)の主力企業の決算発表を控え、個人投資家による積極的な押し目買いの動きも限られた。
なお、売買代金は概算で1889.36億円。
騰落数は、値上がり104銘柄、値下がり167銘柄、変わらず13銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、ASJ (T:2351)が15%安となったほか、フェニックスバイオ (T:6190)、ホットリンク (T:3680)、インパクトHD (T:6067)などがそれに続いた。
売買代金上位では、前述のそーせいが6%安でこの日の取引を終え、エクストリーム (T:6033)、アンジェス (T:4563)、窪田製薬ホールディングス (T:4596)などが軟調であった。
一方で、オンコリス (T:4588)が10%高となったほか、サンバイオ (T:4592)やHEROZ (T:4382)は上昇した。