16日のマザーズ指数は小反落となった。
週明け15日の米国株反落や円安一服を背景に朝方はマザーズ市場にも利益確定売りの動きもみられた。
しかし、日経平均が朝方にプラスへ切り返した際にマザーズ銘柄にも押し目買いの動きが殺到し、マザーズ指数は前場中ごろにこの日の高値をつけた。
その後は、日米貿易交渉が行われるなかで、全体に買いが波及する向きはみられず、物色としても材料株は好業績銘柄の一角に限られた。
なお、売買代金は概算で1369.95億円。
騰落数は、値上がり137銘柄、値下がり134銘柄、変わらず12銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、ウォンテッドリー (T:3991)がストップ安水準まで売り込まれたほか、UMNファーマ (T:4585)やメタップス (T:6172)、仮想通貨事業への参入延期を発表したマネーフォワード (T:3994)なども2ケタの下落率となった。
売買代金上位では、オンコリス (T:4588)が6%安となったほか、UUUM (T:3990)やキャンバス (T:4575)、ASJ (T:2351)、サーバーワークス (T:4434)が下落。
一方で、レンタルオフィス最大手の日本リージャスを子会社化したTKP (T:3479)がストップ高となったほか、チームスピリット (T:4397)、ロゼッタ (T:6182)、ヴィッツ (T:4440)は上昇。