本日の米国市場で注目の3ポイントは以下の通りだ。
1. 中小企業楽観指数上昇
日本時間午後7時、米国のNFIB中小企業楽観指数(4月)が発表される。市場予想では、102.3まで上昇するとみられている。
また、午後9時30分に米輸出入物価指数(4月)が発表される。
輸入物価指数、輸出物価指数は先月からそれぞれ0.7%、0.5%上昇する見通し。
また14日午後4時15分、チューリッヒでニューヨーク連銀総裁のジョン・ウィリアムズ氏が「進化する世界金融システムから得られた教訓」をテーマにしたパネルディスカッションに参加する。一方15日午前1時45分、カンザスシティ連銀総裁のエスター・ジョージ氏は、ミネソタ経済クラブにて発言する。そして15日午前7時、サンフランシスコ連銀総裁のメアリー・デイリー氏が発言する。
2. 大麻企業決算報告
本日大引け後、主要大麻企業2社が四半期決算報告を発表する。
ティルレイ(NASDAQ:TLRY)の予想EPSはマイナス28セント、予想売上高は2050万ドルである。
またオーロラ・カンナビス(NYSE:ACB)の予想EPSはマイナス4セント、予想売上高は約5200万ドルである。
3. OPEC月次報告
本日発表されるOPEC月次報告により、原油の需給と価格動向のヒントが得られるだろう。
イランやベネズエラ、リビアが情勢不安によって供給が減り、一方で世界的な原油需要が低下する見通しの中で同報告書が注目される。
加えて大引け後、米国石油協会(API)が米原油在庫を発表する。先週では、原油在庫は280万バレル増と発表されていた。