21日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり114銘柄、値下がり102銘柄、変わらず9銘柄となった。
日経平均は3日ぶり反落。
42.28円安の21420.58円(出来高概算5億株)で前場の取引を終えている。
20日の米株式市場でNYダウは249ドル高と4日続伸。
S&P500種株価指数は4月末に付けていた史上最高値を更新した。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を受けて7月の利下げを確実視する見方が強まり、アジア・欧州株高につれて買いが先行。
月末の20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて開かれる米中首脳会談での協議進展への期待も相場を押し上げた。
一方、米利下げ観測や中東情勢を巡る地政学リスクの高まりから、為替市場では円相場が1ドル=107円台前半まで上昇。
本日の日経平均は24円高からスタートしたが、前日までの株価上昇を受けた利益確定の売りや輸出企業の採算悪化を懸念した売りも出て、前日終値を挟みもみ合う場面が続いた。
東証1部の値下がり銘柄は全体の5割強、対して値上がり銘柄は4割強となっている。
値下がり寄与トップは、ソフトバンクG (T:9984)となり、1銘柄で指数を約15円分押し下げたほか、ファーストリテ (T:9983)、資生堂 (T:4911)、エーザイ (T:4523)、大和ハウス (T:1925)などがそれに続いた。
資生堂などの化粧品株は、中国がネットワーク市場の良好な秩序を維持するために同市場監督特別措置プログラムを発行し、中国のEC取り締まり強化による影響が懸念されているようだ。
一方で、値上がり寄与上位にはファナック (T:6954)のほか、東京エレクトロン (T:8035)や信越化学 (T:4063)、京セラ (T:6971)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21420.58(-42.28)値上がり銘柄数 114(寄与度+68.33)値下がり銘柄数 102(寄与度-110.61)変わらず銘柄数 9○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6954) ファナック 20130 270 +9.91 (T:8035) 東エレク 15040 195 +7.16 (T:4063) 信越化 9520 80 +2.94 (T:6971) 京セラ 7075 38 +2.79 (T:8028) ユニファミマ 2700 18 +2.64 (T:4021) 日産化学 4885 65 +2.39 (T:8015) 豊通商 3330 60 +2.20 (T:6506) 安川電 3475 50 +1.84 (T:5019) 出光興産 3285 120 +1.76 (T:6988) 日東電 5270 47 +1.73 (T:1963) 日揮 1425 45 +1.65 (T:7751) キヤノン 3220 27 +1.49 (T:2502) アサヒ 4941 36 +1.32 (T:6724) エプソン 1711 18 +1.32 (T:9613) NTTデータ 1389 7 +1.29 (T:5713) 住友鉱 3182 67 +1.23 (T:4507) 塩野義 6161 33 +1.21 (T:6857) アドバンテ 2743 16 +1.17 (T:6305) 日立建 2854 28 +1.03 (T:3405) クラレ 1315 23 +0.84○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 10375 -140 -15.42 (T:9983) ファーストリテ 67180 -320 -11.75 (T:4911) 資生堂 8450 -279 -10.24 (T:4523) エーザイ 6287 -151 -5.54 (T:1925) 大和ハウス 3236 -140 -5.14 (T:4568) 第一三共 5902 -137 -5.03 (T:4503) アステラス薬 1473.5 -27 -4.96 (T:4543) テルモ 3237 -32 -4.70 (T:4452) 花王 8444 -98 -3.60 (T:6098) リクルートHD 3533 -32 -3.52 (T:8830) 住友不 4081 -65 -2.39 (T:4324) 電通 3800 -60 -2.20 (T:7269) スズキ 5107 -56 -2.06 (T:6758) ソニー 5728 -50 -1.84 (T:3382) 7&iHD 3661 -45 -1.65 (T:9009) 京成 3975 -85 -1.56 (T:6367) ダイキン 14010 -40 -1.47 (T:4502) 武田 3784 -39 -1.43 (T:8766) 東京海上 5428 -73 -1.34 (T:2802) 味の素 1868 -35 -1.29