前日の米国株式市場は主要3指数揃って上昇し、史上最高値を更新した。発表されたADP非農業部門雇用者数やISM非製造業景気指数は冴えない結果に終わったものの、次回FOMCでの利下げを正当化する材料になるとして株価の上昇につながった。またトランプ大統領が空席のFRB理事にハト派の2人を据えると発表したことも後押しした。
FRBの金融緩和への期待は米国債利回りの低下を招き、10年債利回りは一時1.950%を下回ったが、午前11時13分時点では1.953%となっている。ドル/円は107.74円だ。
上海総合指数は0.05%高、ドル/人民元は0.13%安となっている。8月限 WTI原油先物は0.68%安、8月限金先物は0.17%高だ。
本日は独立記念日ということで米国市場が休場となるため、日本市場は動意薄で推移することになるだろう。明日は米雇用統計があるため、仕掛けもしにくいこともあり、特段の材料が出なければ今日明日の日本市場は小動きとなるだろう。