本日のマザーズ指数は小幅反発となった。
日経平均も方向感に欠けるなか、わずかながら買い優勢で始まったマザーズ指数は、寄り付き後はもみ合いながらも上げ幅を拡大。
ただ、Sansan (T:4443)やそーせい (T:4565)などマザーズの主力株の一角が冴えない動きとなったこともあり、後場のマザーズ指数は騰勢を弱める展開となった。
なお、マザーズ指数は小幅反発、売買代金は概算で660.35億円。
騰落数は、値上がり171銘柄、値下がり109銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、10%高のGNI (T:2160)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
19年12月期業績予想の上方修正を発表、営業利益見通しを7.57億円から11.68億円に引き上げたことが材料視された。
また、20年4月期上期および通期予想の上方修正を発表したスマレジ (T:4431)、オリックス (T:8591)と人工知能(AI)翻訳「T−4OO」の見込み顧客紹介に関して業務提携すると発表したロゼッタ (T:6182)、19年10月期第3四半期決算が通期予想を上回ったイトクロ (T:6049)などが関心を集めた。
加えてsMedio (T:3913)やデータセクションなどAI株の一角にも個人投資家の物色が見られたようだ。
その他、バンクオブイノベ (T:4393)、UUUM (T:3990)、チームスピリット (T:4397)などが買われた。
一方、先週末に大きく急落する場面もあったSansanは本日も11%安となり、そーせい、アンジェス (T:4563)、ツクルバ (T:2978)、オンコリス (T:4588)なども売られた。