27日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり18銘柄、値下がり204銘柄、変わらず3銘柄となった。
日経平均は大幅反落。
268.25円安の21779.99円(出来高概算6億1000万株)で前場の取引を終えている。
26日の米株式市場でNYダウは反落し、79ドル安となった。
トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の電話会談を巡る内部告発書で、政権側が会談記録を隠蔽したことが明らかとなり、政権運営の先行き不透明感から売りが出た。
また本日、東京市場は9月末の配当等の権利落ち日で、配当落ち分は日経平均で160円ほどとなっている。
しかし、中国が米産品の購入を増やす意向と報じられたことなどから、円相場が1ドル=107.90円台まで下落する場面があり、本日の日経平均はこれを支えに113円安からスタート。
寄り付き後は為替相場がやや円高方向に振れたこともあり、日経平均は売りに押され下げ幅を広げる展開となった。
東証1部の値下がり銘柄は全体の8割強、対して値上がり銘柄は1割強となっている。
値下がり寄与トップは、ソフトバンクG (T:9984)となり、同2位は東京エレクトロン (T:8035)となり、2銘柄で指数を約40円分押し下げたほか、ファーストリテ (T:9983)、KDDI (T:9433)、アステラス製薬 (T:4503)などがそれに続いた。
東京エレクトロンは、前日に発表された米マイクロン決算の9-11月期見通しがコンセンサスを下回り、時間外取引で一時6%強の下落となっていることが嫌気されたようだ。
ファーウェイ向けの先行きに不透明感が強い状況のようである。
なお、値上がり寄与上位銘柄には、ファナック (T:6954)、アドバンテ (T:6857)、ファミリーマート (T:8028)、第一三共 (T:4568)などが並んだ。
*11:30現在日経平均株価 21779.99(-268.25)値上がり銘柄数 18(寄与度+18.72)値下がり銘柄数 204(寄与度-286.97)変わらず銘柄数 3○値上がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:6954) ファナック 20200 235 +8.55 (T:6857) アドバンテ 4785 45 +3.27 (T:8028) ファミリーマート 2613 15 +2.18 (T:4568) 第一三共 6845 35 +1.27 (T:7269) スズキ 4588 30 +1.09 (T:7751) キヤノン 2904 17 +0.93 (T:4452) 花王 8089 11 +0.40 (T:2502) アサヒ 5376 9 +0.33 (T:2432) DeNA 1909 19 +0.21 (T:7733) オリンパス 1442 1 +0.15 (T:2914) JT 2353.5 3 +0.11 (T:6976) 太陽誘電 2601 2 +0.07 (T:7912) 大日印 2785 3 +0.05 (T:6701) NEC 4660 15 +0.05 (T:3436) SUMCO 1462 12 +0.04 (T:8303) 新生銀 1559 3 +0.01 (T:5801) 古河電 2561 1 +0.00 (T:3103) ユニチカ 325 1 +0.00○値下がり上位銘柄コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 (T:9984) ソフトバンクG 4339 -102 -22.26 (T:8035) 東エレク 20680 -475 -17.27 (T:9983) ファーストリテ 63620 -450 -16.37 (T:9433) KDDI 2836 -68 -14.84 (T:4503) アステラス薬 1529 -37.5 -6.82 (T:4578) 大塚HD 4646 -172 -6.26 (T:4523) エーザイ 5468 -169 -6.15 (T:6988) 日東電 5153 -168 -6.11 (T:9766) コナミHD 5110 -150 -5.46 (T:7267) ホンダ 2831 -67.5 -4.91 (T:9613) NTTデータ 1394 -26 -4.73 (T:6758) ソニー 6313 -127 -4.62 (T:8015) 豊通商 3510 -125 -4.55 (T:4021) 日産化学 4480 -115 -4.18 (T:6098) リクルートHD 3234 -38 -4.15 (T:4507) 塩野義 5844 -112 -4.07 (T:6902) デンソー 4747 -110 -4.00 (T:6367) ダイキン 14110 -105 -3.82 (T:4502) 武田 3773 -98 -3.56 (T:6971) 京セラ 6672 -48 -3.49