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ソフトバンクの第2弾ファンド、資金集め難航 ウィーワーク問題が影響

発行済 2019-10-04 17:09
更新済 2019-10-04 17:10
ソフトバンクの第2弾ファンド、資金集め難航 ウィーワーク問題が影響

[4日 ロイター] - ソフトバンクグループ (T:9984)の孫正義社長が設立を計画するビジョン・ファンドの第2弾に暗雲が漂っている。

関係筋によると野村ホールディングス (T:8604)が出資見送りを決めるなど、人工知能(AI)関連企業に投資する「ソフトバンク・ビジョン・ファンド2」は、シェアオフィス事業「ウィーワーク」を展開する米ウィーカンパニーの新規株式公開(IPO)延期などをきっかけに、思うように資金を集められていない。

事情に詳しい2人の関係筋によると、孫氏の周辺からは設立延期を促す声もでているが、孫氏はなお決行する方針。しかし、ファンドの規模は、少なくとも設立当初は、7月にファンド設立を発表した際に示した出資予定額(1080億ドル)を大きく下回る公算という。

今年7月、ビジョン・ファンド2の設立を発表した際は、米アップル (O:AAPL)やマイクロソフト、英銀スタンダード・チャータード (L:STAN)、複数の邦銀が出資する予定だとしていた。

しかし、現時点で出資が確定しているのは、ソフトバンクグループの380億ドルのみ。それも、最近の投資先の問題や財務状態を考えると不透明感が漂う。

アップルやマイクロソフトなどの海外の出資予定者は、外部のベンチャーファンドに巨額の出資をした実績がなく、出資意向がどの程度、確定的なものだったかも不明だ。

関係筋によると、国内勢の出資は総じて少額に留まる予定。ソフトバンク (T:9434)上場の主幹事グループの一角だった野村ホールディングス (T:8604)は出資見送りを決めたという。

ビジョンファンドとソフトバンクグループは、第2号ファンドの状況についてコメントを控えた。

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