[ストックホルム 13日 ロイター] - スウェーデン統計局が発表した10月のCPIF(住宅ローンの影響を除く消費者物価指数)は前年比1.5%上昇となり、市場予想と一致した。年内に利上げが実施されるとの観測が強まっている。
10月のCPIFは前月比では横ばい。
スウェーデン中銀の予測は前年比1.58%上昇、ロイターがまとめたアナリスト予想は前年比1.5%上昇だった。
SEBのエコノミスト、Olle Holmgren氏は「(中銀の予測との)かい離は大きくなく、中銀が計画している12月の利上げが撤回されることはないだろう」と指摘した。
スウェーデン中銀は前回10月24日の理事会で、12月に利上げする方針を示した。[nL3N2792KY]
統計発表を受け、スウェーデンクローナ (EURSEK=)は1ユーロ=10.72クローナから10.70クローナに上昇した。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20191113T100038+0000