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マザーズ指数は3日続伸、利益確定売りこなし強含み、DELTA-Pなどストップ高

発行済 2020-06-02 16:32
更新済 2020-06-02 16:41
© Reuters.  マザーズ指数は3日続伸、利益確定売りこなし強含み、DELTA-Pなどストップ高

 本日のマザーズ市場では、前日にマザーズ指数が節目の1000ptをおよそ1年半ぶりに回復したとあって、目先的な達成感から利益確定の売りが出る場面もあった。

マザーズ指数は朝方に一時マイナスへ転じたが、日経平均の堅調推移で投資家心理が一段と上向き、その後強含みの展開となった。

小型の材料株物色が活発だった。

なお、マザーズ指数は3日続伸、終値では1%上昇し、2018年12月4日以来の高値を付けた。

売買代金は概算で2332.43億円。

騰落数は、値上がり203銘柄、値下がり115銘柄、変わらず3銘柄となった。

 個別では、売買代金上位のアンジェス (T:4563)、FRONTEO (T:2158)などが上昇し、株式分割実施を発表したサイバーセキュリ (T:4493)や一部報道が買い材料視されたサーバーワークス (T:4434)は商いを伴って急伸した。

時価総額上位ではアンジェスのほか、フリー (T:4478)などが堅調。

抗がん剤候補化合物の臨床試験を巡るリリースが好感されたDELTA−P (T:4598)に加え、シルバーエッグ (T:3961)やテラプロ (T:6627)がストップ高水準で取引を終えた。

一方、売買代金上位ではUUUM (T:3990)が利益確定売りに押され、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)が小安い。

また、UUUMとともにアディッシュ (T:7093)などが下落率上位に顔を出した。

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