本日のマザーズ市場では、前日にマザーズ指数が節目の1000ptをおよそ1年半ぶりに回復したとあって、目先的な達成感から利益確定の売りが出る場面もあった。
マザーズ指数は朝方に一時マイナスへ転じたが、日経平均の堅調推移で投資家心理が一段と上向き、その後強含みの展開となった。
小型の材料株物色が活発だった。
なお、マザーズ指数は3日続伸、終値では1%上昇し、2018年12月4日以来の高値を付けた。
売買代金は概算で2332.43億円。
騰落数は、値上がり203銘柄、値下がり115銘柄、変わらず3銘柄となった。
個別では、売買代金上位のアンジェス (T:4563)、FRONTEO (T:2158)などが上昇し、株式分割実施を発表したサイバーセキュリ (T:4493)や一部報道が買い材料視されたサーバーワークス (T:4434)は商いを伴って急伸した。
時価総額上位ではアンジェスのほか、フリー (T:4478)などが堅調。
抗がん剤候補化合物の臨床試験を巡るリリースが好感されたDELTA−P (T:4598)に加え、シルバーエッグ (T:3961)やテラプロ (T:6627)がストップ高水準で取引を終えた。
一方、売買代金上位ではUUUM (T:3990)が利益確定売りに押され、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)が小安い。
また、UUUMとともにアディッシュ (T:7093)などが下落率上位に顔を出した。