(T:6857) アドバンテス 6060 +150大幅続伸。
JPモルガン証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に2段階格上げ、目標株価も4600円から7500円に引き上げた。
新たな収益獲得機会となり得るシステムレベルテストの受注貢献も顕在化し、従来以上の中期的な利益成長ポテンシャルを確認することができたとみている。
21年3月期営業利益は650億円で前期比10.7%増、22年3月期は860億円で同32.3%増を予想。
(T:8035) 東エレク 24860 +1655急伸。
非開示としていた21年3月期業績予想を公表、営業利益は2750億円で前期比15.9%増益としている。
市場予想を100億円程度上回る水準であり、計画は慎重になるとみられていた中、ポジティブな見方が優勢となっている。
半導体製造装置及びFPD製造装置市場はともに前年比10%程度の増加を見込んでおり、売上高は1兆2800億円で13.5%増収を予想。
(T:3053) ペッパー 676 +100ストップ高。
主力の「ペッパーランチ」事業を売却する方針を固めたと一部で報じられている。
エスフーズ (T:2292)や神明HDによる連合などが買収に名乗りを上げるとみられるとされている。
「いきなり!ステーキ」の売上が一段と低迷するなか、売却資金での立て直しを目指すようだ。
会社側では決定した事実はないとしているが、財務体質の悪化など先行き不透明感が極めて強まっていた中、再建への期待感が先行する展開に。
(T:7545) 西松屋チェ 1125 +150ストップ高。
前日に第1四半期決算を発表、営業利益は36.7億円で前年同期比45.6%増となった。
粉ミルク、紙おむつなどの消耗品や調乳・衛生雑貨、マタニティ・新生児衣料、玩具などの販売が好調に推移し、気温の上昇とともに夏物衣料の販売も伸長しているもよう。
同時に、上半期計画は従来の23.5億円から43.7億円に、通期では47.0億円から67.2億円に大幅上方修正、ポジティブなサプライズが強まった。
(T:2282) 日ハム 4300 +40続伸。
大和証券では目標株価5400円を継続し、投資判断を「2」から「1」に格上げした。
21年3月期会社計画は新型コロナの影響が過度に織り込まれており、超過達成は可能と考えているもよう。
税前利益は会社計画275億円に対して320億円を予想。
また、国産の豚肉・鶏肉市況に先高観が出てきたことも業績に追い風になると指摘。
22年3月期の事業利益は新型コロナ流行前の19年3月期水準を上回ると予想する。
(T:2193) COOKPAD 340 +13大幅高。
ローソン (T:2651)と連携し、都内の「ローソン」店舗において、生鮮宅配ボックス「マートステーション」を活用した生鮮食品販売を開始すると発表。
コンビニへの導入は初めてとなるようだ。
昨日より「ローソン」3店舗で注文受付を開始、23日より商品の受け取りが可能。
併せて、半径2-3km圏内への宅配サービスも開始する計画。
今後の店舗設置拡大による収益機会の獲得が期待される。
(T:6995) 東海理化 1570 -114大幅反落。
クレディ・スイス証券では投資判断「ニュートラル」継続ながら、目標株価を2050円から1500円にまで引き下げている。
21年3月期は新型コロナウイルスの影響により大幅減益が避けられないとの見方。
トヨタの生産台数は前年比11.9%減を前提とし、これにより操業度は一時的に大きく悪化としている。
営業利益は60億円、前期比73.4%と予想しているようだ。
(T:9201) JAL 2128.5 +44.5大幅反発。
前日に7月の国内線運航計画を発表、1-16日の国内線6356便を減便するとし、計画便数に対する運航率は53%で約3カ月ぶりの5割超過となる。
足元で旅客数は前年比2割程度にまで回復しており、7月前半には約4割まで回復すると見込んでいるようだ。
羽田-関西空港の路線は運休を継続も、主要路線の回復は顕著で、満席になる便も出てきているとされる。
最悪期は通過としてポジティブに捉えられる格好へ。
(T:8795) T&DHD 982 -23大幅続落。
モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価は960円としている。
保険セクター内での選好順位は最も低位となっているようだ。
生保業界内で最も金利に対する感応度が高く、引き続き金利動向に依存した株価形成になるとみている。
クローズドブック事業投資による業績への寄与など目先の好材料は概ね織り込まれたとも判断。