[7日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は7日、新型コロナウイルスの感染急増が米景気回復を脅かす中、二番底は基調シナリオではないものの、できることはまだあると表明した。
CNNインターナショナルに対し、「多くの緩和政策を導入しているが、できることはまだあり、その意向もある」と指摘。5月と6月に経済が改善した兆候は「非常に喜ばしい」としながらも、経済の先行きを見極めるために感染の行方を注視していると述べた。
また、FRBが買い入れ可能な債券の規模に「限界はない」とし、フォワードガイダンスと併せて政策をさらに緩和し、必要な限り融資制度を維持することは可能だと述べた。
*内容を追加します。