サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

ケネディクス Research Memo(6):2020年12月期は、下期での巻き返しにより高い業績水準を継続する見通し

発行済 2020-09-29 15:06
更新済 2020-09-29 15:21
4321
-

■業績見通し2020年12月期の業績予想についてケネディクス (T:4321)は、期初予想を据え置き、営業総利益を前期比1.8%増の23,800百万円、営業利益を同0.4%増の16,000百万円、経常利益を同3.5%増の16,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同7.7%増の11,500百万円とすべての段階利益で増益を見込んでおり、安定収益を軸として高い業績水準を継続する見通しである。

営業総利益は、引き続きアセットマネジメントフィーを中心とする安定収益の伸びが増益に寄与する見通しである。

コロナ禍の影響により、上期までの業績の進捗に遅れがあったものの、アセットマネジメント事業が堅調に推移していることに加え、不動産投資事業についても、不動産取引の本格再開に伴う物件売却やファンド組成により、上期での出遅れ分をカバーする想定となっている。

弊社でも、安定収益が順調に伸びていることや、不動産売却益獲得の遅れについても、単にタイミングの問題であり、保有物件の価格的な下げ圧力を受けていないことから、本格的な活動再開とともに挽回可能であると判断している。

一方、マスターリース損益(ホテル及びサービスアパートメントの運用)の下振れについては、厳しい状況が続くものと想定されるが、同社業績全体への影響は限定的であり、不動産売却益の獲得等により補える範囲であるとみている。

引き続き、コロナ禍に伴う市場環境の変化(特に、アセットクラスごとの需給動向など)には注意が必要であるが、銀行の融資姿勢や旺盛な投資家ニーズには変化は見られず、AUMの持続的な成長に向けて新規投資(パイプライン)をいかに積み上げていくのかに注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます