【ブラジル】ボベスパ指数 100552.44 +0.013%21日のブラジル株式市場は3日続伸。
主要指標のボベスパ指数は前日比12.61ポイント高(+0.013%)の100552.44で取引を終了した。
100149.00から101585.9まで上昇した。
おおむねプラス圏で推移し、終盤に前日の終値近辺まで上げ幅を縮小させた。
内需関連の上昇が指数をサポート。
また、景気対策への期待も支援材料となった。
一方、指数の上値は重い。
欧米市場の下落が足かせとなったほか、原油価格の下落も資源セクターの売り手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2786.23 -0.60%21日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMOEX指数は前日比16.83ポイント安(-0.60%)の2786.23で取引を終了した。
2816.90から2782.36まで上昇した。
買いが先行した後は売りに押され、引けまで狭いレンジでもみ合った。
欧州市場の下落が警戒され、ロシア株への売りも広がった。
また、原油価格の下落も資源セクターの圧迫材料。
一方、銀行やIT関連の上昇が指数をサポートした。
【インド】SENSEX指数 40707.31 +0.40%21日のインドSENSEX指数は4日続伸。
前日比162.94ポイント高(+0.40%)の40707.31、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同40.85ポイント高(+0.34%)の11937.65で取引を終えた。
後半はマイナス圏に転落する場面もあったが、終盤は再び買い戻された。
景気の回復期待が高まっていることが支援材料。
統計によると、経済活動の回復は9月から鮮明になっているという。
また、インドへの外資流入が加速していることも株式市場への資金流入期待を高めた。
4-8月の外資流入額は前年同期比で16%増加したと報告された。
【中国本土】上海総合指数 3325.02 -0.09%21日の上海総合指数は小幅に値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比3.08ポイント安(-0.09%)の3325.02ポイントと反落した。
買い先行後に売られる流れ。
中国の政策に対する期待感は根強いものの、欧米で新型コロナウイルス感染の再拡大に歯止めがかからず、中国経済に悪影響が及ぶと不安視された。
資金流出も警戒。
中国・香港間の相互取引スキームを通じた20日の売買では、香港経由の上海株売買が今月に入り初めて売り越しに転じた。
21日前場でも、上海・深セン両市場で売り越しとなっている。
また、国家発展改革委員会が20日、全国的に拡大する半導体関連投資に関し、「過熱している」と警鐘を鳴らしたこともハイテク関連の重しだ。