[サンパウロ 18日 ロイター] - ソフトバンクグループが主導する投資家連合は、ブラジルのオンライン教育サービスを手掛ける新興企業デスコンプリカに4億5000万レアル(8300万ドル)を出資した。デスコンプリカが18日明らかにした。
デスコンプリカは2011年、大学入試や公務員試験のオンライン予備校として創業し、昨年にはオンラインの学士コースも開始。新型コロナウイルスのパンデミックを背景に、今後もオンライン教育需要の増大を見込んでいる。
同社のマルコ・フィスベーン創業者兼最高経営責任者(CEO)は「われわれはブラジル最大の(オンライン)大学をつくり、100%デジタル授業を通じて、短期間に100万人の学生数を達成したい」と述べた。
ソフトバンクグループのほか、インバス・グループ、チャン・ザッカーバーグ・イニシアティブやロックバンド「U2」ギタリストのジ・エッジなどが出資者に名を連ねている。