[東京 19日 ロイター] - 日本マクドナルドホールディングスは19日、日色保取締役が社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格する人事を内定したと発表した。サラ・カサノバ社長兼CEOは会長に就く。3月26日の株主総会後に開催する取締役会で正式決定する。
日色氏はジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)などを経て19年3月から日本マクドナルドの社長兼CEOを務めている。
カサノバ氏は2014年3月に日本マクドナルドHDの社長兼CEOに就任。同年7月には期限切れの鶏肉問題が持ち上がり、品質管理体制の強化などを迫られた。ここ数年は業績の好調が続いており、新型コロナウイルスの影響があった20年12月期も全店売上高は7.3%増の5892億円となり、創業以来最高を記録している。