みずほのアナリストは、エヌビディア（NVDA）が人工知能ハードウェア市場のリーディングプロバイダーであることを理由に、同社株の12ヶ月の株価予想を1,180ドルから1,275ドルに引き上げた。
「NVDAは、2024年第3四半期から2025年第1四半期にかけてのHopperプラットフォームとBlackwell B100/200製品、そして2026年のリリースに向けてComputexで発表された3ナノメーターのRubinテクノロジーによって、引き続き大きな成長機会に遭遇すると考えている」とアナリストはレポートで述べている。
「また、Wistronと共同開発したNVDAのB200 NVL36/72フルラックシステム（価格は150万ドルから300万ドル）は、2025年前半に販売が増加し始めると予想している。これは顕著な利益の増加につながる可能性がある」と彼らは続けた。
さらにみずほは、6月7日に予定されている1株につき10株の株式分割が、個人投資家にとってより魅力的なものになる可能性が高く、株価の上昇をさらに後押しする可能性があると指摘した。
アナリストはまた、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）の強力な製品ロードマップ、特に近日発売予定のMI325/350/400チップ・シリーズに注目した。
HBM4メモリを搭載する見込みのMI400シリーズとMI350は、MI300シリーズと比較して機械学習の推論性能を35倍向上させると予測されている。
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