ウォール・ストリート・ジャーナル紙の独占記事によると、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー（WBD）のCNNは約100人のポジションを削減し、今年後半にCNN.comで初の有料オンラインサービスを導入する予定だという。
CNNはテレビ放送チャンネルへの依存度を下げるつもりだ。ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、水曜日にスタッフに配布された文書を紹介し、CNNのマーク・トンプソン最高経営責任者（CEO）が、デジタル領域での成長を優先させるため、テレビニュースの収集部門とオンラインニュース部門をひとつのチームに統合することを発表したと報じた。
同最高経営責任者は、人員削減は3,500人以上の従業員を抱える同社全体に及ぶと指摘した。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、CNNは10億ドル以上の収益を上げるオンライン・ビジネスの開発を目指しているが、トンプソンCEOは今後の有料サービスについての詳細は語らなかったと指摘した。ニューヨーク・タイムズ紙が提供する購読料と同じようなものになるのかとの質問に対し、トンプソン氏は "合理的な検討事項だ "と答えた。
従来のテレビ・ケーブル事業が低迷するなか、トンプソン氏はCNNのオンライン・サービスの強化に力を入れている。
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