■地銀株に注目強まる可能性
青森銀行<8342>(東1)は11月11日、小安く始まった後切り返し、1950円(6円高)まで上げて反発基調となっている。みちのく銀行<8350>(東1)との経営統合新社名の観測報道が伝えられ、両行は11日朝、「一部報道について」を発表、「具体的な内容については、明日開催の取締役会に付議する予定であり、決定しましたら速やかに開示」するとし、注目を集めている。みち銀も881円(8円高)まで上げて反発している。
同日付の日本経済新聞が、「青森銀・みちのく銀、統合新会社名は『プロクレアHD』」などと伝えた。両行の統合観測はすでに伝えられていたため、株価の反応は静かだが、今後、地域金融機関の経営統合が加速する可能性があり、地銀株に注目が強まる可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)