[13日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6656.68(+24.26)
前営業日終値 6632.42(‐0.40)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9198.88(+129.41)
前営業日終値 9069.47(‐111.27)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4194.79(+32.63)
前営業日終値 4162.16(‐35.54)
<ロンドン株式市場> 薄商いの中、FT100種総合株価指数 .FTSE が24.2
6ポイント(0.37%)高の6656.68と小幅ながら反発して取引を終えた。イン
グランド銀行(英中央銀行、BOE)のハト派的な姿勢が相場を下支えした。
BOEがインフレ報告で、賃金の伸び見通しを大幅に引き下げるとともに、賃金の動
向が利上げの時期やペースを決定する上で重要な要素になるとの方針を示した。利上げ時
期に関する市場予想は、早くても来年の第1・四半期とこれまでより後ずれし、これを受
けて、外為市場ではポンドが下落した。英国の主要企業は収益の75%を海外で上げてお
り、低金利とポンド安の恩恵を受けるとして、こうした企業の株が買われた。
水処理サービスのセバーン・トレント SVT.L や水道事業のユナイテッド・ユーティ
リティーズ UU.L 、銀行大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS).L>、バークレイズ BARC.L は全て1%を超える値上がりとなった。
警備会社で世界最大手のG4S GFS.L は上半期の営業利益が市場予想を上回り、株
価が5.3%上昇した。
一方、医薬品大手のアストラゼネカ AZN.L や英・オランダ系石油大手のロイヤル・
ダッチ・シェル RDSa.L 、資源大手リオ・ティント RIO.AX などの配当落ち銘柄の下落は
、FT100種を約21ポイント押し下げた。
自動車保険のアドミラル・グループ ADML.L は、英国内で自動車保険料収入が9%落
ち込んだことが嫌気され、株価が5.4%安とFT100種の中で最も大幅に落ちた。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。業績が市場予想を上回ったドイツのエネ
ルギー大手エーオン EONGn.DE やスイスの保険大手スイス・ライフ SLHN.VX が買われ、
全体水準を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は5.34ポイント(0.40%)
高の1325.46で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は3
2.40ポイント(1.07%)高の3056.17だった。
エーオンは上半期の中間利益が減ったものの、市場予想を上回る内容だったことで株
価が4.8%上がった。
スイス・ライフは上半期の純利益が市場予想を上回ったことが好感されて7.1%値
上がりした。
欧米とロシアによる制裁合戦への懸念が根強い上、ウクライナ軍と親ロシア派武装集
団の戦闘の行方もリスク要因となっており、株価の上昇は限定的だった。
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE
終値 6656.68(+24.26)
前営業日終値 6632.42(‐0.40)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX
終値 9198.88(+129.41)
前営業日終値 9069.47(‐111.27)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI
終値 4194.79(+32.63)
前営業日終値 4162.16(‐35.54)
<ロンドン株式市場> 薄商いの中、FT100種総合株価指数 .FTSE が24.2
6ポイント(0.37%)高の6656.68と小幅ながら反発して取引を終えた。イン
グランド銀行(英中央銀行、BOE)のハト派的な姿勢が相場を下支えした。
BOEがインフレ報告で、賃金の伸び見通しを大幅に引き下げるとともに、賃金の動
向が利上げの時期やペースを決定する上で重要な要素になるとの方針を示した。利上げ時
期に関する市場予想は、早くても来年の第1・四半期とこれまでより後ずれし、これを受
けて、外為市場ではポンドが下落した。英国の主要企業は収益の75%を海外で上げてお
り、低金利とポンド安の恩恵を受けるとして、こうした企業の株が買われた。
水処理サービスのセバーン・トレント SVT.L や水道事業のユナイテッド・ユーティ
リティーズ UU.L 、銀行大手のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
警備会社で世界最大手のG4S GFS.L は上半期の営業利益が市場予想を上回り、株
価が5.3%上昇した。
一方、医薬品大手のアストラゼネカ AZN.L や英・オランダ系石油大手のロイヤル・
ダッチ・シェル RDSa.L 、資源大手リオ・ティント RIO.AX などの配当落ち銘柄の下落は
、FT100種を約21ポイント押し下げた。
自動車保険のアドミラル・グループ ADML.L は、英国内で自動車保険料収入が9%落
ち込んだことが嫌気され、株価が5.4%安とFT100種の中で最も大幅に落ちた。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。業績が市場予想を上回ったドイツのエネ
ルギー大手エーオン EONGn.DE やスイスの保険大手スイス・ライフ SLHN.VX が買われ、
全体水準を押し上げた。
FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は5.34ポイント(0.40%)
高の1325.46で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は3
2.40ポイント(1.07%)高の3056.17だった。
エーオンは上半期の中間利益が減ったものの、市場予想を上回る内容だったことで株
価が4.8%上がった。
スイス・ライフは上半期の純利益が市場予想を上回ったことが好感されて7.1%値
上がりした。
欧米とロシアによる制裁合戦への懸念が根強い上、ウクライナ軍と親ロシア派武装集
団の戦闘の行方もリスク要因となっており、株価の上昇は限定的だった。