[ミュンヘン/キエフ 19日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、自国が親ロシア分離派の支配地域やロシア国境内に砲撃を行っているという報道は「全くのうそ」だと表明し、挑発行為には応じないと述べた。
ミュンヘン安全保障会議で「一時的に占領された地域で昨日、われわれの側から飛んできたとされる砲弾が示され、中には(ロシアの)ロストフまで飛んできたとされる砲弾があったが、これらは全くのうそだ」と指摘。「彼らは自らの側で何かを吹き飛ばしているのだ」と述べた。
その上で欧米諸国に対し、侵攻を待たずにロシアに制裁を発動するよう訴えた。