(香港市場のリポートを追加しました)
[香港 25日 ロイター] -
上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算
大引け 2345.103 1.528高 1889.7億元(上海A株)
高値 2365.154
安値 2336.805
前場終値 2355.908 12.333高 1010.3億元(上海A株)
寄り付き 2352.865 9.290高
前営業日終値 2343.575 33.857高 1853.1億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI
大引け 23768.13 153.48安 808.3億香港ドル
高値 24058.02
安値 23754.33
前場終値 23903.72 17.89安 410.1億香港ドル
寄り付き 24048.38 126.77高
前営業日終値 23921.61 84.54高 752.4億香港ドル
25日の中国株式市場はまちまち。経済改革への期待感や、原子力分野での投資拡大観測で年初来高値を付けたが、やや軟化した。
終値は上海総合指数 .SSEC が1.528ポイント(0.07%)高の2345.103。終値としては2013年3月以来の高値。
大型株中心で深セン上場銘柄を含む滬深300指数 .CSI300 は4.899ポイント(0.20%)安の2436.965。
ノースイースト・セキュリティーズ(上海)のアナリスト、Du Changchun氏は上海総合指数について、「経済がそこまで期待できる状態ではなく、2350を超えた段階で市場の反応は分かれた」と指摘。中国株にとって乱高下は当面「新常態(ニューノーマル)」となると付け加えた。
前日に買いが集まった証券株に利益確定売りが出て、全体相場が押し下げられた。
中国宏源証券 000562.SZ は1.9%、中信証券(CITIC証券) 600030.SS は1.3%それぞれ下落した。
原子力発電関連株が全体相場を支援した。国家発展改革委員会(NDRC)は沿岸部で4件の原子力発電プロジェクトに着手する計画だと明らかにした。
香港株式市場は反落して終了。民主派団体「オキュパイ・セントラル(中環を占拠せよ)」の大規模デモを10月1日に控え、混乱を懸念した売りが出た。
ハンセン指数 .HSI は153.48ポイント(0.64%)安の2万3768.13と、7月21日以来の安値で引けた。
ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は76.67ポイント(0.72%)安の1万0640.09。
カジノ関連銘柄が下げを主導。ギャラクシー・エンターテインメント 0027.HK は3.5%安、金沙中国(サンズ・チャイナ) 1928.HK は3%近く下げた。マカオの9月のカジノ収入が減少するとの予想が背景。