[2日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6446.39(‐111.13) 前営業日終値 6557.52(‐65.20)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9195.68(‐186.35) 前営業日終値 9382.03(‐92.27)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4242.67(‐122.60) 前営業日終値 4365.27(‐50.97)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数が続落し、終値ベースで2013 年12月中旬以来の安値をつけた。欧州中央銀行(ECB)の景気刺激策が期待外れだっ たことが響いた。 ECBのドラギ総裁は2日、10月中旬からカバードボンドの買い入れが可能になり 、資産担保証券(ABS)も今四半期中には購入可能になると明らかにした。ただ、AB Sの購入規模について明確な数字を示さなかった上、国債購入を伴う量的金融緩和(QE )について言質を与えなかったことで市場に失望感が広がった。 個別銘柄では建機レンタルのアシュテッド AHT.L が4.6%値下がりし、FT10 0種の中で最も大きな下落率となった。
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が資産担保証券 (ABS)などの購入について、市場が期待していたほど詳細を示さなかったことで失望 感が広がった。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は、32.44ポイント(2.37 %)安の1335.11で引けた。15カ月ぶりの大幅な下落率となった。DJユーロS TOXX50種指数 .STOXX50E は88.66ポイント(2.77%)安の3106.4 2だった。特にイタリア株が売られ、主要株価のFTSE・MIB指数 .FTMIB は3.9 2%低下した。 部門別では銀行株に売りが集中した。STOXXユーロ圏銀行株指数 .SX7E は4. 06%低下し、15カ月ぶりの大幅なマイナスとなった。フランスのソシエテ・ジェネラ ル SOGN.PA やイタリアのウニクレディト CRDI.MI とインテサ・サンパオロ ISP.MI 、ス ペインの大手バンコ・ポピュラール POP.MC は4.8%から5.9%の下落となった。