[9日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6431.85(‐50.39) 前営業日終値 6482.24(‐13.34)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 9005.02(+9.69) 前営業日終値 8995.33(‐90.88)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4141.45(‐26.67) 前営業日終値 4168.12(‐41.02)
<ロンドン株式市場> 続落し2013年10月以来の安値で取引を終えた。ユーロ 圏経済が深刻な減速に陥っていることが不安視された。 朝方発表された8月のドイツの貿易統計で輸出が大幅に落ち込んだことが明らかにな り、経済関連の複数の機関がドイツの成長見通しを下方修正した。7日には国際通貨基金 (IMF)も見通し引き下げを発表している。 オズボーン英財務相は9日、最近の弱い経済指標を踏まえると、ユーロ圏は再び危機 に陥るリスクがあると警告。既に英経済にも影響が出ているとの認識を示した。
<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。ユーロ圏の経済見通しが不安視され、相 場を押し下げた。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は、約2カ月ぶりの安値となる13 11.13をつけた後、5.32ポイント(0.40%)安の1313.80と3営業日 続落で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は10.86ポイン ト(0.36%)安の3042.45で、こちらも3営業日続落となった。 最近発表されたユーロ圏の経済指標が軟調だったことや、欧州中央銀行(ECB)の 景気刺激策が今のところ期待はずれであることが不安視された。