[東京 16日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 14736.9 -336.62 寄り付き 14805.16 安値/高値 14672.55─14807.08
東証出来高(万株) 149588 東証売買代金(億円) 13211.95
前場の東京株式市場で日経平均は大幅に反落。下げ幅は一時約400円となり、取引時間 中としては5月30日以来、4カ月半ぶりの安値を付けた。世界景気の先行き懸念からリ スク回避の動きが強まり、東証1部上場銘柄の約9割が下落する全面安の展開となった。 売り一巡後は押し目買いも入り、指数の下げは一服したものの、節目の1万5000円を 割り込んで午前の取引を終えた。
15日の米国株市場はダウ工業株30種 .DJI が一時460ドル下げ、1万6000 ドルの大台を割り込む場面があった。米小売売上高などの軟調な経済指標が主因。引け にかけて下げ渋ったものの、主要3指数はそろって下落となった。外為市場ではドル/円 JPY=EBS が一時105円台を付けるなど円高が進行。外部要因が嫌気され、朝方の東京 市場は全業種が売り優勢で始まった。
TOPIXも4カ月半ぶりの安値圏で推移した。引き続き世界景気の先行き懸念や地 政学リスク、エボラ出血熱の影響への警戒感が相場の重しとなった。ただ、日本株に対す るバリュエーション面での割安感に対する意識などから、下値では押し目買いの動きもみ られた。市場からは「きょうの水準が底となるだろう。円安が進めば、大引けにかけて日 本株は戻していくとみている」(エース経済研究所・子幡健二社長)といった声が出てい る。
個別銘柄ではジャパンディスプレイ 6740.T が一時ストップ安となった。15日、2 015年3月期の連結当期純損益予想を従来の268億円の黒字から100億円の赤字に 見直すと発表したことで売られた。足元の円高と中国新車販売の落ち込みなどが嫌気され たホンダ 7267.T は年初来安値を更新。半面、15年3月期連結業績予想の上方修正を発 表した双信電機 6938.T は反発した。
東証1部の騰落数は、値上がり122銘柄に対し、値下がりが1670銘柄、変わら ずが36銘柄だった。前場の東証1部の売買代金は1.3兆円で高水準となった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
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ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
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