[東京 7日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 16865.76 +73.28 寄り付き 16934.04 安値/高値 16858.07─16938.2
東証出来高(万株) 124969 東証売買代金(億円) 11667.26
前場の東京株式市場で日経平均は反発。前日の米国株市場では主要3指数がそろって上昇 。外為市場でも円安基調が継続していたことから、外部要因を好感し主力輸出株が買い優 勢で始まった。寄り付き直後に前日比140円超の値上がりとなったものの、週末で米1 0月雇用統計の発表も控えていることから、利益確定売りに押され指数は伸び悩んだ。
米国市場では、ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁がユーロ圏の景気下支えに向け、 必要なら追加措置を講じる用意があると表明したことを受け、ダウとS&P500が終値 で再び最高値を更新。また1ドル115円前半で推移する為替相場も、朝方の東京市場の 支援材料となった。
また、日銀のETF(指数連動型上場投信)買いやGPIF(年金積立金管理運用独 立行政法人)の運用比率見直しなど、日本株に対する需要面での期待感が引き続き相場の 下支えとなる一方、短期的な過熱感が意識され、利益確定売りで指数は上げ幅を縮小。米 雇用統計の発表を控えていることも背景に、上値の重い展開となった。
米雇用統計については、事前に堅調さを示す経済指標が出ていたこともあり、「米株 もドルも、ある程度強い数字が出るとみて買われている。日本株も同じように部分的に織 り込みつつある」(エース経済研究所・子幡健二社長)との声が出ている。日経平均は日 銀の追加緩和発表後に大きく上昇したものの、節目の1万7000円を前に、スピード調 整の局面となっているとの見方が優勢となっている。
個別銘柄では伊藤忠テクノソリューションズ 4739.T が大幅高。6日に自社株買いを 発表し材料視された。半面、スズキ 7269.T は軟調。2014年7―9月期の連結営業利 益が8四半期ぶりの減益となったことなどが嫌気された。ニューヨーク・タイムズ紙で1 0年前のエアバッグ試験内容が報じられたタカタ 7312.T は下げに転じた。
東証1部の騰落数は、値上がり1074銘柄に対し、値下がりが626銘柄、変わら ずが132銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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