[東京 10日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 16758.1 -122.28 寄り付き 16758.27 安値/高値 16713.37─16818.05
東証出来高(万株) 100970 東証売買代金(億円) 9367.46
前場の東京株式市場で日経平均は反落した。前週末の米雇用統計発表後に円安が一服 したことや、日本株には短期急騰後の過熱感も残り、利益確定売りが先行。下げ幅は一時 160円を超えた。先高期待が根強く、売り一巡後はもみ合う展開となったが、戻りは限 定的だった。前場の東証1部売買代金は9367億円と低調だった。
7日発表の10月米雇用統計は、労働環境が底堅いことを示したが、雇用者数が市場 予想を下回り、外為市場でドル高・円安が一服。週明けの東京市場でも幅広く売りが先行 した。ファーストリテ 9983.T 、ファナック 6954.T など指数寄与度の大きい銘柄の下げ も響いた。ただ、日銀のETF(指数連動型上場投信)買い期待のほか、国内企業の9月 中間決算がおおむね増益基調であることが安心材料になり、大きく売り込む動きにはなら なかった。市場では「金融緩和効果による先高観は強いものの、過熱感が意識され指数で 上値は追いにくい。目先は決算内容が良好な銘柄の個別物色になりそうだ」(内藤証券投 資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、常和ホールディングス 3258.T が大幅安。7日に公募増資などで最大 119億円を調達すると発表。1株利益の希薄化や需給悪化などが懸念された。半面、ア シックス 7936.T は続伸。7日に発表した2014年12月期業績予想と配当予想の上方 修正を好感した。円安が利益押し上げ要因になる。
東証1部の騰落数は、値上がり750銘柄に対し、値下がりが948銘柄、変わらず が134銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
(( 株式関連指標の索引ページ(日本語表示) JPN/EQ 株式関連指標の索引ページ(英語表示) JPEQUITY01
東証第1部出来高上位30傑 .AV.T 東証第1部売買代金上位30傑 .AM.T
東証第1部値上がり率上位30傑 .PG.T 東証第1部値下がり率上位30傑 .PL.T 東証第1部値上がり幅上位30傑 .NG.T 東証第1部値下がり幅上位30傑 .NL.T
ジャスダック出来高上位30傑 .AVJ.T ジャスダック売買代金上位30傑 .AMJ.T
ジャスダック値上がり率上位30傑 .PGJ.T ジャスダック値下がり率上位30傑 .PLJ.T ジャスダック値上がり幅上位30傑 .NGJ.T ジャスダック値下がり幅上位30傑 .NLJ.T
日経平均株価 .N225 TOPIX(東証株価指数) .TOPX TOPIX CORE30 .TOPXC JPX日経インデックス400 .JPXNK400 日経ジャスダック平均株価 .NOTC 東証マザーズ指数 .MTHR 日経225先物 0#JNI: SGX日経225先物 0#SSI: TOPIX先物 0#JTI: 日経225オプション 0#JNI*.OS
東証・大証株券オプションのメニューページ JP/STOCKOP01 ))