[東京 14日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 17330.39 -62.40 寄り付き 17520.54 安値/高値 17300.19─17520.54
東証出来高(万株) 159066 東証売買代金(億円) 18489.58
前場の東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落。寄り付き直後に1万7500円を回復 し、取引時間中の年初来高値を更新した。だがその後は、週末要因で利益確定売りに押さ れる展開。消費再増税の先送りをめぐる国内報道を受け、国内景気の回復期待感が広がる 一方で、日本株に対しては短期的な過熱感も意識された。
前日の米国株市場では主要3指数が上昇し、外為市場では円安基調が継続。消費税再 増税の先送りや衆院解散・総選挙に対する思惑も続き、朝方の東京市場は前日比で一時1 20円超値上がりし、2007年7月26日以来、約7年3か月半ぶりの高値水準を付け た。
一方、株式市場筋によると、朝方決まった11月SQ(特別清算指数)値は1万75 49円60銭となった。現物の日経平均がSQ値に届かない「幻のSQ」となれば、翌週 の上値が重くなるとの過去の経験則も意識され、指数は値を消してから軟調にもみあいを 続けた。
日本株に対しては急ピッチな上昇に対する警戒感がくすぶる半面、短期筋による先物 主導の動きに左右される相場が続いていた。前引け時点では、ファーストリテイリング<9 983.T>、ファナック 6954.T など指数寄与度が高い銘柄は軒並み下落している。
市場からは「週末要因から利益確定売りが出ており上値を抑えている。週明けの17 日に発表される7─9月期のGDPなどを見極めたいといったところにもなっている」( 東洋証券・檜和田浩昭ストラテジスト)との声が出ており、様子見姿勢も強まりつつある 。
個別銘柄では積水ハウス 1928.T が堅調。13日に自社株買いと2015年1月期の 連結業績予想の上方修正を発表し好感された。半面、15年3月期の純損益が一転赤字に なる見通しだと発表した大真空 6962.T が大幅安。公募増資を嫌気された第一工業製薬<4 461.T>も売られた。
東証1部の騰落数は、値上がり806銘柄に対し、値下がりが863銘柄、変わらず が165銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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