[東京 2日 ロイター] - 日経平均 .N225
前場終値 17586.24 -3.86 寄り付き 17481.06 安値/高値 17476.42─17587.39
東証出来高(万株) 95629 東証売買代金(億円) 9910.37
前場の東京株式市場で日経平均は3日ぶりに小反落となった。前日の米国株が下落し たことに加え、日本株には高値警戒感もあり利益確定売りが先行。下げ幅は一時100円 を超えたが、日銀のETF買いや国内年金等の押し目買いが入るとの思惑から下げ渋る展 開となった。業績予想の上方修正が期待される輸出株が総じて堅調だった。
日経平均は寄り付きで節目の1万7500円を下回ったものの、需給面での安心感が 相場を下支えした。1日には米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが日 本国債を格下げしたが、株式市場への影響は限定的だった。トヨタ 7203.T 、ホンダ<726 7.T>、富士重工 7270.T など自動車株の上昇が目立った。市場では「すう勢的な円安基調 が続く可能性が高く、輸出企業には上方修正期待が増している。財政面から極端な円安に 振れることも否定できず、円の着地点が見えるまで輸出株は売りにくい」(内藤証券投資 情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、伊藤園 2593.T が軟調。1日発表した2015年4月期業績予想の下 方修正を嫌気した。消費税率引き上げの影響に伴う個人消費低迷の長期化や全国的な天候 不順、さらに急激な円安による原材料の高騰などが響く。半面、塩野義製薬 4507.T が年 初来高値を更新。1日に自社株買いを発表したことが好感された。
東証1部の騰落数は、値上がり793銘柄に対し、値下がりが871銘柄、変わらず が177銘柄だった。
(河口浩一) ((※ Koichi.Kawaguchi@thomsonreuters.com; 03-5641-1624; Reuters Messaging: koichi.kawaguchi.thomsonreuters.com@reuters.net))
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