[フランクフルト 24日 ロイター] - ドイツの予防接種常設委員会(STIKO)は24日、健康な5─11歳の子供に対する新型コロナウイルスのワクチン接種は1回で十分だとの見解を示した。対象児童のほとんどは既に感染しているためとし、ワクチン接種に対する慎重姿勢を崩さなかった。
STIKOの方針は、欧州連合(EU)当局がこの年齢層の子供に2回接種を承認したのとは対照的。米国でも先週、子供への3回目の追加(ブースター)接種を承認した。
ラウターバッハ保健相はSTIKOの方針を全面的に支持すると表明。「このワクチンが受け入れられることを望んでいるが、圧力をかけてはならない」と述べた。