[8日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比) FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6672.15(‐70.69) 前営業日終値 6742.84(+63.47)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10014.99(‐72.13) 前営業日終値 10087.12(+235.77)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4375.48(‐44.00) 前営業日終値 4419.48(+95.59)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が70.69ポイント( 1.05%)安の6672.15と反落して取引を終えた。原油価格の下落や、中国の軟 調な経済指標を受けコモディティ株が売られた。 北海ブレント原油 LCOc1 が2ドル以上値を下げ、5年ぶりの安値を更新したことで 、原油・天然ガス株指数 .FTNMX0530 は2.13%低下した。 中国税関当局が8日に発表した11月の貿易統計によると、輸入が市場予想に反して 減ったほか、輸出も伸びが鈍化した。中国経済の失速懸念が強まり、鉱業株指数<.FTNMX1 770>は1.23%低下した。 エンジニアリング大手ウィアー・グループ WEIR.L は、コーエン&カンパニーが目標 株価を引き下げたことが嫌気され、5.3%下落した。 石油大手のBP BP.L も値を下げた。2010年のメキシコ湾原油流出事故をめぐる 数十億ドルの制裁金について、BPの異議申し立てを米最高裁が認めないとしたことが嫌 気された。
<欧州株式市場> 反落して取引を終えた。前週末のイタリア国債格下げや、朝方発 表された日本と中国の軟調な経済指標が市場心理の重しとなった。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は9.73ポイント(0.69%) 安の1395.44で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は2 9.39ポイント(0.90%)安の3247.99だった。 格付け会社スタンダード&プアーズ(S&P)は5日、イタリア国債の格付けを「B BB」から「BBBマイナス」に引き下げた。かろうじてジャンク(投機的)等級の1段 階上となる。イタリアの主要株価FTSE・MIB指数 .FTMIB は0.68%低下した。 中国の11月の輸出の伸びは前年比4.7%に鈍化した。輸入は予想に反して6.7 %減となった。 日本の第3・四半期の国内総生産(GDP)改定値は年率換算で1・9%減と、速報 値から下方修正された。 モルガン・スタンレーが原油価格見通しを下方修正したことで、北海ブレント原油は 一段安となった。 イタリアのENI ENI.MI は3.4%、英オランダ系ロイヤル・ダッチ・シェル