[東京 17日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 16825.21 +69.89 寄り付き 16689.34 安値/高値 16672.94─16891.02
東証出来高(万株) 118751 東証売買代金(億円) 12011.85
前場の東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の米株安や円高含みで推移する為 替を背景に、朝方は売りが先行したが、短期的には下げ過ぎとの見方から買い戻しなどが 入り、プラス圏に浮上した。もっとも不安定な外部要因に対する警戒感は根強く、戻りは 限定的と指摘されている。
日経平均は朝方に一時82円安となった後、切り返した。テクニカルでは10月17 日の安値1万4529円から12月8日の高値1万8030円までの上げ幅3501円の フィボナッチ比率38.2%押しの水準1万6693円まで下落し、調整一巡感が広がっ たという。ドル/円 JPY=EBS が一時117円台を回復したことを受け、コマツ 6301.T やファナック 6954.T 、ホンダ 7267.T など輸出株の一角が売り先行後にプラスに転じた ほか、KDDI 9433.T 、三菱UFJ 8306.T などもしっかりだった。
売り方の買い戻しなどが指摘されたが、原油価格やロシア通貨ルーブルの下げ止まり が見えない限り積極的には買いにくいとされ、戻りも限定された。「日本株はすでに売ら れ過ぎの水準にあると思うが、反発力は鈍い。投資家心理は依然落ち着きを取り戻してい ない」(ちばぎんアセットマネジメント調査部長の奥村義弘氏)という。今晩の米連邦公 開市場委員会(FOMC)で声明・経済見通し発表が予定されていることも手控えにつな がっている。
個別銘柄では北野建設 1866.T が反発。16日、2015年3月期連結利益予想の上 方修正を発表し、材料視された。一方、ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い 」から「中立」に引き下げたJT 2914.T は続落した。
東証1部の騰落数は、値上がり1154銘柄に対し、値下がりが565銘柄、変わら ずが134銘柄だった。
(杉山容俊) ((※ hirotoshi.sugiyama@thomsonreuters.com; 03-6441-1085; Reuters Messaging: hirotoshi.sugiyama.reuters.com@reuters.net))
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