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大阪金概況:下落、底堅い米長期金利や円安・ドル高一服を反映

発行済 2022-06-10 16:05
更新済 2022-06-10 16:16
© Reuters.
大阪取引所金標準先物 23年4月限・日中取引終値:7911円(前日日中取引終値↓27円)

・推移レンジ:高値7956円-安値7899円

10日の大阪取引所金標準先物(期先:23年4月限)は下落した。
今日の東京株式市場で日経平均が下落したことを受け、投資家のリスク資産回避の動きが進むとの見方から、安全資産とされる金が買われやすくなり、金先物は買いが先行した。
一方、昨日の海外市場で上昇した米長期金利が今日も底堅い動きとなったことから、金利のつかない資産である金への資金流入は限定的で、また、取引開始後は円安・ドル高の動きが一服し、金先物の割安感が薄れたこともあり、今日の金先物は朝高の後は伸び悩み、その後、下げに転じた。


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