[13日 ロイター] - 暗号資産(仮想通貨)の貸し出しを手掛ける米ブロックファイは13日、人員約2割を削減する方針を明らかにした。事業環境が厳しくなる中、同社は戦略の見直しを進めており、今回の削減は全部門に影響するという。
デジタル資産が増加するとともに同社の従業員はここ数年で膨らみ、2020年末時点の約150人から約850人にまで増加した。今年に入って暗号資産の価格が大幅に下落し、事業会社やトレーダーが打撃を受けている。
ブロックファイはこのほか、広告・宣伝費の見直しや幹部手当の引き下げなど、コスト削減に取り組んでいる。