[東京 9日 ロイター] - 日経平均 .N225 前場終値 17255.33 +88.23 寄り付き 17318.74 安値/高値 17205.64─17342.65
東証出来高(万株) 135255 東証売買代金(億円) 13013.51
前場の東京株式市場で日経平均は3日続伸。前日の米株高を支えに主力株は買い優勢とな り、上昇幅は前日終値と比べ一時170円超となった。堅調な業績を発表したファースト リテイリング 9983.T が上昇し指数を下支えした。ただ3連休前で、米雇用統計の発表を 控えていることもあり、次第に利益確定売りに押され伸び悩んだ。TOPIXは0.26 %高となった。
8日の米国株式市場ではダウ .DJI が320ドル超の上昇となるなど、主要3指数は そろって続伸した。欧州中央銀行(ECB)が一段と積極的な景気刺激策を打ち出すとの 期待が追い風となったほか、原油相場の下げ止まりの兆しも投資家心理を上向かせた。
こうした流れを引き継いだ東京市場では、円安基調の継続も安心材料となり、自動車 ・電機株の一角がしっかり。ファーストリテイリングが3.14%高となり、日経平均を 約55円押し上げた。
ただ指数は週末要因も加わり、上値は限られた。テクニカル上では年明け以降、25 日移動平均線(1万7455円41銭=9日前引け時点)を下回る状況が続いているほか 、前引けにかけてはオプションSQ(特別清算指数)の市場推計値1万7341円88銭 よりも安値水準での動きが続いた。
東証2部 .TSI2 や日経ジャスダック平均 .NOTC 、東証マザーズ指数 .MTHR は下落 。「中小型株や低位株も下げており、積極的に投資しにくい地合いとなっている」(国内 証券)との声が出た。
内藤証券の田部井美彦・投資調査部長は12月の米雇用統計について「ADP民間部 門雇用者数の発表もあり、ある程度は市場は織り込みつつあるが、3連休前で売りが出や すい」と指摘。東証2部総合の下げについては「中小型株は年末年始から動きは悪くなか った。売り買いが交錯し、資金が回転するようになっている」との見方を示している。
個別銘柄ではキユーソー流通システム 9369.T が堅調。8日に自社株買いや年間配当 予想の増額を発表し、材料視された。14年6─11月期連結利益予想の上方修正を発表 したパソナグループ 2168.T も上昇した。
東証1部の騰落数は、値上がり810銘柄に対し、値下がりが873銘柄、変わらず が176銘柄だった。
(長田善行) ((※ yoshiyuki.osada@thomsonreuters.com; 06-6228-0696; Reuters Messaging: yoshiyuki.osada.reuters.com@reuters.net))
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