[19日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6585.53(+35.26) 前営業日終値 6550.27(+51.49)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10242.35(+74.58) 前営業日終値 10167.77(+135.16)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4394.93(+15.31) 前営業日終値 4379.62(+56.42)
<ロンドン株式市場> 3営業日続伸して取引を終えた。テスコ TSCO.L など小売り の値上がりが目立った。 テスコは1.1%高。米モルガン・スタンレーが同社の投資判断を「イコールウエー ト」から「オーバーウエート」に引き上げるなどしたことを好感した。 クリスマス商戦の売り上げが予想ほど落ち込まなかったことを受け、モルガン・スタ ンレーのアナリストらは利益率の改善幅が過小評価されていたと指摘した。 国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が、欧州中央銀行(ECB)が量的緩和 に踏み切る場合、加盟国間でリスクを共有するよう求めたことを受け、ロンドン市場は午 後、上げ幅が拡大した。 中国の昨年第4・四半期国内総生産(GDP)公表を翌日に控えるなか、成長が鈍化 したとの見方から鉱業株が下落し、相場上昇の重しとなった。 鉱業株指数 .FTNMX1770 は1.2%低下した。スイスのグレンコア GLEN.L や、英豪 系のBHPビリトン BLT.L 、リオ・ティント RIO.L が、1.9━1.1%値下がりした 。
<欧州株式市場> 3日続伸。一時7年ぶり高値を更新した。イタリアの銀行株が買 われたほか、前週急落していたスイス株にも買い戻しが入った。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は2.75ポイント(0.20%) 高の1409.92。一時1418.11ポイントと2008年初頭以来の高値をつけた 。 DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は18.66ポイント(0.58%) 高の3220.90。 欧州中央銀行(ECB)が今週22日の理事会で国債買い入れを決定するとの期待か ら「投資家らが先買いに走っている」(ホーバート・キャピタルのジャスティン・ハック 氏)という。 イタリアの組合銀行の株価が急伸。政府が計画する改革で、各株主に保有比率に関係 なく1議決権を付与する規則が撤廃される可能性がある。ポポラーレ・ミラノ PMII.MI 、バンカ・ポポラーレ・デレミリア・ロマーニャ EMII.MI 、バンコ・ポポラーレ