[東京 30日 ロイター] - 磯崎仁彦官房副長官は30日午前の会見で、政府の観光支援策「全国旅行支援」の開始時期について、6月の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえてこれから判断していくと述べた。
政府はこれまで、6月中の感染状況で改善が確認できれば7月前半から全国を対象にした需要喚起策を実施すると説明してきた。磯崎副長官は、先週の厚生労働省の専門家会議で今後感染者数の増加も懸念されるとの分析・評価がされた、と説明。今後の感染の動向を注視をしながら高い警戒感を持って対応していかなければならないとも述べた。
(杉山健太郎)