◆日経平均は2万6423円47銭(269円66銭高)、TOPIXは1879.12ポイント(9.41ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は10億3818万株
7月5日(火)後場の東京株式市場は、原油を取り巻く国際情勢などを映してENEOSホールディングス<5020>(東証プライム)などが取引開始後に一段高となり、ニッケルの大平洋金属<5541>(東証プライム)や大阪チタニウムテクノロジーズ<5726>(東証プライム)なども一段ジリ高となった。ファーストリテ<9983>(東証プライム)も値上げを押し通せる銘柄とされて一段ジリ高。日経平均は前引けより30円ほど値を消して186円高で始まり、中盤からは大引けまで上げ幅200円台で推移し2日続伸となった。
後場は、OATアグリオ<4979>(東証プライム)が食糧安保銘柄とされて一段と強含み、アスクル<2678>(東証プライム)も子会社の株式上場準備などで一段ジリ高。ファブリカコミュニケーションズ<4193>(東証スタンダード)は主要KPI数値(速報)の発表に加え中古車購入向けのAIによる新たな与信サービス事業への期待などで一段と上げ中盤からストップ高。イメージワン<2667>(東証スタンダード)は原発水処理装置の納入に向けた進展への期待など言われ一段高。フロンティアインターナショナル<7050>(東証グロース)は音楽ライブや企業のブランディングイベント、販促イベントなど復活の恩恵など期待され一段高。
東証プライム市場の出来高概算は10億3818万株(前引けは5億1716万株)、売買代金は2兆4121億円(同1兆1921億円)。プライム上場1838銘柄のうち、値上がり銘柄数は1007(前引けは1019)銘柄、値下がり銘柄数は749(同722)銘柄。
また、東証33業種別指数は24業種(前引けは22業種)が値上がりし、値上がり率上位は、保険、鉱業、石油石炭、銀行、非鉄金属、サービス、医薬品、情報通信、電気機器、空運、ゴム製品、倉庫運輸、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)