[17日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6898.13(+41.08) 前営業日終値 6857.05(‐16.47)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10895.62(‐27.61) 前営業日終値 10923.23(‐40.17)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4753.99(+2.04) 前営業日終値 4751.95(‐7.41)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が反発し、41.08ポイ ント(0.60%)高の6898.13と、昨年9月以来約5カ月ぶりの高値で取引を終え た。1月の消費者物価指数(CPI)の上昇率鈍化で、英国の利上げ観測が後退し、低金 利政策が続くと期待が高まった。 英国立統計局が発表した1月のCPIは0.3%上昇。上昇率は昨年12月と比べ0. 2ポイント低下し、1989年の統計開始以来、最低の数字となった。 個別銘柄では、たばこ大手のインペリアル・タバコ IMT.L やブリティッシュ・アメ リカン・タバコ(BAT) BATS.L 、世界最大の蒸留酒メーカー、ディアジオ DGE.L が 1.9%から2.5%上昇した。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。ただ、ギリシャ株は16日の同国の債務 問題に関する協議が物別れに終わったことで下落した。 FTSEユーロファースト300指数 .FTEU3 は2.76ポイント(0.18%)高 の1504.86。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は5.14(0.15 %)高の3438.44だった。 値上がり率のトップは、デンマークの宝飾品メーカー、パンドラ PNDORA.CO で16 .9%の上昇。第4・四半期の営業利益が予想を上回ったほか15年も好調な利益が見込 めるとの見方から買われた。 一方、16日に4年ぶりの高値をつけたフランスの通信大手オレンジ ORAN.PA は2 015年について営業減益になるとの見通しを示したことが嫌気され1.7%安となった 。