[18日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6898.08(‐0.05) 前営業日終値 6898.13(+41.08)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 10961.00(+65.38) 前営業日終値 10895.62(‐27.61)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4799.03(+45.04) 前営業日終値 4753.99(+2.04)
<ロンドン株式市場> FT100種総合株価指数 .FTSE が0.05ポイント(0 .00%)安の6898.08と、ほぼ横ばいで取引を終えた。一時は2000年1月以 来約15年ぶりの高値となる6921.32をつけ、99年12月に記録した取引時間中 の過去最高値まで、あと0.4%に迫る場面もあった。 ギリシャ債務交渉に合意の可能性が出てきたことが好感されたものの、ウクライナ停 戦合意の破綻が懸念され、相場の重しとなった。 ギリシャが融資延長を申請すると決めたことから、金融株が買われた。一方で、ウク ライナ紛争をめぐる欧米の経済制裁下にあるロシアと取引が多いコカコーラ・ヘレニック CCH.L は3.1%下落した。昨年第4・四半期の純利益が11.4%減ったことが嫌気 された。
<欧州株式市場> 続伸して取引を終えた。ギリシャの債務交渉の合意期待が、市場 心理を支えた。 FTSEユーロファースト300指数 .FTEU3 は11.04ポイント(0.73%) 高の1515.90と、2008年初め以来約7年ぶりの高値水準で取引を終えた。DJ ユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は27.36(0.80%)高の3465.8 0だった。 ギリシャは19日にユーロ圏に対して最大6カ月間の融資延長を申請する。交渉はま だ合意に至っていないが、ギリシャは時間を稼げるとの見方から、同国の主要株価指数<. ATG>は1.06%、銀行株指数 .FTABNK は5.65%上昇した。個別銘柄ではピレウス 銀行 BOPr.AT が4.9%、ギリシャ・ナショナル銀行(NBG) NBGr.AT が6.8%値 上がりした。