サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

NY為替:ECBが11年ぶりの利上げに踏み切る、ユーロは乱高下

発行済 2022-07-22 06:35
更新済 2022-07-22 06:45
© Reuters.
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、138円84銭まで強含んだのち、137円30銭まで反落し137円34銭で引けた。
欧州中央銀行(ECB)の予想を上回る利上げを受けて米債利回りが上昇したためドル買いが一時強まった。
その後、7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想外に2カ月連続のマイナスに落ち込んだほか、米先週分新規失業保険申請件数も予想外に増加、6月景気先行指数も予想を下回るなどさえない経済指標の結果を受けて、米債利回りが低下に転じ、ドル売りに拍車がかかった。
さらに、バイデン大統領が新型コロナ検査で陽性との報道もドル売り圧力となった。


ユーロ・ドルは1.0278ドルまで上昇後、1.0154ドルまで反落し、1.0230ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で11年ぶり予想を上回る幅の利上げに踏み切り、追加利上げを示唆したためユーロ買いが加速。
同時に、危機対応ツール(TPI)を発表した。
ただ、イタリアのドラギ首相が辞任を表明し、政局不安が強まり同国国債利回りが急伸したほか、ラガルド総裁が大幅な利上げが最終的な金利水準を変えることはないとしたためユーロ売りが再燃した。
ユーロ・円は142円32銭まで上昇後、140円14銭まで反落。
ポンド・ドルは1.1992ドルまで上昇後、1.1890ドルまで反落した。
ドル・スイスは0.9730フランから0.9665フランまで反落。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます