[6日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6911.80(‐49.34) 前営業日終値 6961.14(+41.90)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 11550.97(+46.96) 前営業日終値 11504.01(+113.63)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 4964.35(+0.84) 前営業日終値 4963.51(+46.16)
<ロンドン株式市場> 反落。鉱業株の売りが全体水準を押し下げた。 朝方発表された2月の米雇用統計が市場予想を上回る内容だったことで米国の利上げ が強く意識され、金価格は約2カ月ぶりの安値をつけた。米国の金利が上昇することが見 込まれ、金利が付かない金の魅力が減ったためだ。 これを受け、金・銀生産のフレスニロ FRES.L と金鉱大手ランドゴールド・リソーシ ズ RRS.L はそれぞれ5%超の下落となった。 鉄鉱石の価格も下落し、鉱業株が広範に売られた。 旅行会社トーマス・クック TCG.L は24.5%の急騰。同社の株式の5%を中国の コングロマリット、復星国際 0656.HK が買収したことが好感された。
<欧州株式市場> FTSEユーロファーストが小幅上昇して取引を終えた。欧州連 合(EU)が中国と台湾から輸入されたステンレス鋼板に反ダンピング(不当廉売)関税 を課すと報じられたことから、関連銘柄が値上がりした。 FTSEユーロファースト300指数 .FTEU3 は1.31ポイント(0.08%)高 の1570.79で取引を終えた。一時は約7年ぶりの高値をつけた。週間では約0.5 %高で、5週連続の上昇となった。 一方、DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は0.59(0.02%)安の 3617.62だった。 フィンランドの鉄鋼会社オウトクンプ OUT1V.HE は17.9%、スペインのステンレ ス大手アセリノックス ACX.MC が6.0%、ルクセンブルクの鉄鋼メーカー、アペラムは9.9%値上がりした。