[3日 ロイター] - 米紙ニューヨーク・タイムズは3日、世界的な景気後退見通しを背景に企業が広告支出を削減する動きが相次ぐ中、第3・四半期に広告収入が減少するという見通しを示した。
メレディス・コピット・レビアン最高経営責任者(CEO)は、ジャーナリズムやデジタル製品開発などへの投資を優先しながら、「不透明なマクロ経済環境を踏まえ、引き続きコストを精査する」と述べた。
デジタル部門への投資拡大を追い風に、第3・四半期のサブスクリプション(購読料)収入は11━13%増になると予想した。
第2・四半期の購読料収入は13%超増の3億8360万ドル。増加分の約25%はデジタル関連が占めた。デジタル有料購読者は18万人純増した。
特別項目を除く1株当たり利益は0.24ドルで、市場予想の0.19ドルを上回った。