[7日 ロイター] - 米バンク・オブ・アメリカ(BofA) は7日、債券保証のアムバック・ファイナンシャル・グループに18億4000万ドルを支払うことで和解に達したと発表した。これにより、2008年の住宅ローン危機を巡る訴訟が幕を閉じた。
アムバックは和解により、第3、第4・四半期に約3億9000万ドルの特別利益を計上。BofAは第3四半期に3億5400万ドルの費用を計上する。
7日の株価はアムバックが15.6%高、BofAが2.2%安で終了した。
2004ー06年にアムバックは、かつて米住宅ローン融資最大手だったカントリーワイドの250億ドル相当のローンを裏付けとする証券を保証。アムバックはローンの80%に不備があったとし、カントリーワイドを買収したBofAが買い戻さなかったと主張、約30億ドルの損害賠償を求めていた。