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米アップル従業員が労組結成、国内2店舗目 オクラホマ州で

発行済 2022-10-17 10:51
更新済 2022-10-17 10:54
© Reuters. 米アップルのオクラホマ州にある店舗で働く従業員が投票で労働組合結成を決めた。写真は、同社のロゴ。2020年10月23日にNYで撮影。(2022年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 14日 ロイター] - 米アップルのオクラホマ州にある店舗で働く従業員が投票で労働組合結成を決めた。独立行政機関の全米労働関係委員会(NLRB)が14日に発表した。同社にとって国内で2店舗目となる。

NLRBの集計によると、オクラホマシティの「アップル・ペン・スクエア」店の従業員は、56対32で全米通信労働組合(CWA)加入を支持。必要な過半数を確保したという。

労働者組織化の動きは、職場の安全性への懸念に端を発し、新型コロナウイルス大流行時に新たな産業に広がった。

発表によると、CWAは今月、オクラホマ店のアップルマネジャーが労組支持は無益だと従業員に伝え、組合を支持する従業員から手当てを差し引くと脅し、労働者に対する違法な監視活動と質問を行ったとして不当労働行為で告発した。

アップルはこの告発についてコメントを避けた。

同社は「われわれは大切なチームメンバーとのオープンで直接的、かつ協力的な関係こそが、われわれの顧客とチームに素晴らしい体験を提供する最善の方法だと信じている」とし、これまでに実施した従業員に対する待遇改善措置を列挙した。

アップルを巡っては、メリーランド州にある店舗の従業員が6月に国内で初めて労組結成を決めた。

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