[11日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 7029.85(‐16.97) 前営業日終値 7046.82(+159.87)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 11673.35(‐36.38) 前営業日終値 11709.73(+301.76)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 5027.87(‐62.52) 前営業日終値 5090.39(+123.17)
<ロンドン株式市場> 反落。英国の総選挙で与党保守党が勝利したことで買い安心 感が広がったことに伴う買いは次第に弱まった。ただ、株価は依然、過去最高値圏で推移 している。 イングランド銀行(英中央銀行、BOE)が政策金利を0.50%に据え置いたこと や、前日に中国人民銀行(中央銀行)が政策金利引き下げを発表したことが、材料視され た。中国の利下げはこの半年間で3度目となり、コモディティと鉱業関連の相場を押し上 げた。資源大手BHPビリトン BLT.L やリオ・ティント RIO.L 、鉱業大手アングロ・ア メリカン AAL.L 、資源・コモディティ大手グレンコア GLEN.L が値上がりし、アングロ ・アメリカンやリオ・ティント、グレンコアはいずれも1.1%高となった。 クレディ・スイス証券は英国株の投資判断を「オーバーウエート」へ引き上げた。一 方で、総選挙で保守党が辛うじて単独過半数を確保した点を指摘し、欧州連合(EU)残 留の是非を問う国民投票と合わせ、依然として政治的不透明感があると警告した。 郵便事業のロイヤル・メール RMG.L は3.9%上昇した。競合のポストNL