[ジュネーブ 15日 ロイター] - 国連のファルハン・ハック副報道官は15日、グテレス事務総長が20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせてロシアのラブロフ外相と会談し、黒海経由の穀物輸出取引について「非常に率直でオープンな議論」を行ったと述べた。
両氏は「長時間にわたり会談し、ロシアの輸出円滑化に向けたプロセスと黒海穀物イニシアチブに関するあらゆる側面を検討した」という。
一方、イスタンブールでロシアおよびウクライナの代表団と会談した国連のマーティン・グリフィス事務次長(人道問題担当)兼緊急援助調整官も15日、黒海経由の穀物輸出合意を巡る作業の継続に自信を示した。
同合意は19日に期限を迎える。