[アムステルダム 9日 ロイター] - オランダ政府は9日、2035年までに原発2基を新設する方針を明らかにした。国内の全電力中最大13%を賄う予定で、着工は28年。
同国は40年までに電力のカーボンニュートラルに到達することを目指しており、原子力発電がエネルギー移行で重要な役割を担う必要があるという。昨年に再生可能エネルギーが全発電に占めた割合は12%だった。
政府は今後10年のエネルギー移行に350億ユーロを拠出予定で、このうち原発新設分として先に50億ユーロ(53億ドル)を確保している。