■NY株式:ダウは115ドル安、1-3月期GDP改定値を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :18010.68 終値 :5070.03
前日比:-115.44 前日比:-27.95
始値 :18128.12 始値 :5093.10
高値 :18128.12 高値 :5099.40
安値 :17967.74 安値 :5057.59
29日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は115.44ドル安の18010.68、ナスダックは27.95ポイント安の5070.03で取引を終了した。
朝方は1-3月期GDP改定値が大幅に下方修正されたことを受け、景気後退懸念が拡大し売りが先行。
ギリシャが来週の債務返済期限までに融資再開に向けた協議で合意に至らないとの懸念から欧州株が全面安となり、米国株も連れ安となった。
NY原油先物相場は一時5%弱上昇したものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で資本財や不動産が下落した。
半導体のアルテラ(ALTR)とインテル(INTL)は買収合意観測が報じられ、共に上昇。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は、プライベートブランドの拡充計画が報じられ、堅調推移となった。
一方で検索大手のグーグル(GOOGL)は、アンドロイド端末向けのモバイル決済サービス「アンドロイド・ペイ」を発表したが下落。
ビッグデータ関連ソフトウェアのスプランク(SPLK)は、決算で予想より赤字幅縮小していたものの売りに押された。
本日、国務省はキューバのテロ支援国家指定を正式に解除した。
今後、同国との国交正常化が実現すれば、農産品の輸出増加が期待されるほか、株式市場では旅行関連銘柄の株価が上昇する可能性が高い。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円15銭、米指標悪化でドル売り後、月末需要の買いに反発 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円72銭まで下落した後、124円19銭まで上昇し、124円15銭で引けた。
この日発表の米国の経済指標で、1-3月期GDP改定値が予想ほどではなかったものの、マイナス成長に下方修正されたこと。
また、5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に大きく低下したことを受けて、ドル売りが強まった。
その後は、月末絡みのドル需要とみられる買いに反発した。
ユーロ・ドルは、1.1006ドルまで上昇した後、1.0954ドルまで下落し、1.0986ドルで引けた。
ギリシャ支援協議の先行きに対する懸念が引き続きユーロ売り圧力になった。
一方、ユーロ・円は、欧米株安やドル・円の反発に、135円86銭から136円44銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5238ドルから1.5301ドルまで上昇。
ドル・スイスフランは、0.9348フランから0.9446フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で60.30ドル、米国内の需給思惑から買い強まる NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:60.30↑2.62)。
57.72ドルから60.70ドルまで上昇した。
米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週報(週次石油在庫統計)で、国内全体、原油先物の受け渡し拠点、ガソリンの在庫が減少していたことを受けた買いが継続した。
また、米環境保護庁(EPA)によるバイオ燃料の年間義務付け総量の引き下げ提案に絡む、原油精製需要への思惑。
さらに、米ベーカー・ヒューズ社が発表した米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数で、稼動中リグが前週比13基減の646基となり、減少ペースが前回(1基)から大きく回復したことも買い材料になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.50ドル -0.17ドル(-1.02%) モルガン・スタンレー(MS) 38.20ドル -0.53ドル(-1.37%) ゴールドマン・サックス(GS)206.19ドル -2.29ドル(-1.10%) インテル(INTC) 34.46ドル +0.45ドル(+1.32%) アップル(AAPL) 130.28ドル -1.50ドル(-1.14%) グーグル(GOOG) 532.11ドル -7.67ドル(-1.42%) フェイスブック(FB) 79.19ドル -0.95ドル(-1.19%) キャタピラー(CAT) 85.32ドル -0.69ドル(-0.80%) アルコア(AA) 12.50ドル -0.18ドル(-1.42%) ウォルマート(WMT) 74.27ドル -0.57ドル(-0.76%) スプリント(S) 4.65ドル +0.02ドル(+0.43%)
ダウ平均は115.44ドル安の18010.68、ナスダックは27.95ポイント安の5070.03で取引を終了した。
朝方は1-3月期GDP改定値が大幅に下方修正されたことを受け、景気後退懸念が拡大し売りが先行。
ギリシャが来週の債務返済期限までに融資再開に向けた協議で合意に至らないとの懸念から欧州株が全面安となり、米国株も連れ安となった。
NY原油先物相場は一時5%弱上昇したものの、相場への影響は限定的だった。
セクター別では、半導体・半導体製造装置やヘルスケア機器・サービスが上昇する一方で資本財や不動産が下落した。
半導体のアルテラ(ALTR)とインテル(INTL)は買収合意観測が報じられ、共に上昇。
ネット小売のアマゾン(AMZN)は、プライベートブランドの拡充計画が報じられ、堅調推移となった。
一方で検索大手のグーグル(GOOGL)は、アンドロイド端末向けのモバイル決済サービス「アンドロイド・ペイ」を発表したが下落。
ビッグデータ関連ソフトウェアのスプランク(SPLK)は、決算で予想より赤字幅縮小していたものの売りに押された。
本日、国務省はキューバのテロ支援国家指定を正式に解除した。
今後、同国との国交正常化が実現すれば、農産品の輸出増加が期待されるほか、株式市場では旅行関連銘柄の株価が上昇する可能性が高い。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は124円15銭、米指標悪化でドル売り後、月末需要の買いに反発 29日のニューヨーク外為市場でドル・円は、123円72銭まで下落した後、124円19銭まで上昇し、124円15銭で引けた。
この日発表の米国の経済指標で、1-3月期GDP改定値が予想ほどではなかったものの、マイナス成長に下方修正されたこと。
また、5月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)が予想外に大きく低下したことを受けて、ドル売りが強まった。
その後は、月末絡みのドル需要とみられる買いに反発した。
ユーロ・ドルは、1.1006ドルまで上昇した後、1.0954ドルまで下落し、1.0986ドルで引けた。
ギリシャ支援協議の先行きに対する懸念が引き続きユーロ売り圧力になった。
一方、ユーロ・円は、欧米株安やドル・円の反発に、135円86銭から136円44銭まで上昇した。
ポンド・ドルは、1.5238ドルから1.5301ドルまで上昇。
ドル・スイスフランは、0.9348フランから0.9446フランまで上昇した。
■NY原油:続伸で60.30ドル、米国内の需給思惑から買い強まる NY原油は続伸(NYMEX原油7月限終値:60.30↑2.62)。
57.72ドルから60.70ドルまで上昇した。
米エネルギー情報局(EIA)が前日発表した週報(週次石油在庫統計)で、国内全体、原油先物の受け渡し拠点、ガソリンの在庫が減少していたことを受けた買いが継続した。
また、米環境保護庁(EPA)によるバイオ燃料の年間義務付け総量の引き下げ提案に絡む、原油精製需要への思惑。
さらに、米ベーカー・ヒューズ社が発表した米国内の石油掘削装置(リグ)稼働数で、稼動中リグが前週比13基減の646基となり、減少ペースが前回(1基)から大きく回復したことも買い材料になった。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.50ドル -0.17ドル(-1.02%) モルガン・スタンレー(MS) 38.20ドル -0.53ドル(-1.37%) ゴールドマン・サックス(GS)206.19ドル -2.29ドル(-1.10%) インテル(INTC) 34.46ドル +0.45ドル(+1.32%) アップル(AAPL) 130.28ドル -1.50ドル(-1.14%) グーグル(GOOG) 532.11ドル -7.67ドル(-1.42%) フェイスブック(FB) 79.19ドル -0.95ドル(-1.19%) キャタピラー(CAT) 85.32ドル -0.69ドル(-0.80%) アルコア(AA) 12.50ドル -0.18ドル(-1.42%) ウォルマート(WMT) 74.27ドル -0.57ドル(-0.76%) スプリント(S) 4.65ドル +0.02ドル(+0.43%)