*14:01JST カンロ Research Memo(1):創業110周年を迎えた、キャンディをコアとする国内屈指の菓子食品メーカー
■要約
カンロ (TYO:2216)は、三菱商事 (TYO:8058)を筆頭株主とする、飴(以下、ハードキャンディ)、グミを中心とした菓子製造販売を主とした老舗菓子食品メーカーである。
同社は、ハードキャンディとグミのカテゴリーでは、既に国内屈指のシェアを誇っており、今後も主力ブランド商品を軸に、国内のキャンディ事業をコアに置く。
他方では、近年のグミ市場の急拡大に伴い、グミを成長エンジンとした成長戦略を打ち出し、ECや直営店での販売、海外市場(中国や米国)へのアプローチなどによりさらなる売上拡大を目指している。
1. 2022年12月期の業績概要
2022年12月期の業績は、売上高が25,118百万円(前期比16.3%増)、営業利益が1,933百万円(同54.1%増)、経常利益が2,001百万円(同55.0%増)、当期純利益は1,346百万円(同53.2%増)となり、売上高、利益ともに過去最高となった。
2. 2023年12月期の業績見通し
2023年12月期の業績は、売上高が26,900百万円(前期比7.1%増)、営業利益が1,980百万円(同2.4%増)、経常利益が2,000百万円(同0.1%減)、当期純利益は1,370百万円(同1.8%増)と予想している。
3. 成長戦略
2023年12月期は、同社の長期ビジョンである「Kanro Vision 2030」実現に向けて、3ヶ年計画である「中期経営計画2024」の2年目として「価値創造」「ESG経営」「事業領域の拡大」の3つの重点戦略を着実に推進していく。
2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC(投下資本利益率)7.5%以上としている。
■Key Points
・1912年創業、ハードキャンディ・グミを主とする国内屈指の菓子食品メーカー
・2022年12月期の営業利益、経常利益、当期純利益は前期比50%以上の伸長率
・2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC7.5%以上、配当性向40%
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
カンロ (TYO:2216)は、三菱商事 (TYO:8058)を筆頭株主とする、飴(以下、ハードキャンディ)、グミを中心とした菓子製造販売を主とした老舗菓子食品メーカーである。
同社は、ハードキャンディとグミのカテゴリーでは、既に国内屈指のシェアを誇っており、今後も主力ブランド商品を軸に、国内のキャンディ事業をコアに置く。
他方では、近年のグミ市場の急拡大に伴い、グミを成長エンジンとした成長戦略を打ち出し、ECや直営店での販売、海外市場(中国や米国)へのアプローチなどによりさらなる売上拡大を目指している。
1. 2022年12月期の業績概要
2022年12月期の業績は、売上高が25,118百万円(前期比16.3%増)、営業利益が1,933百万円(同54.1%増)、経常利益が2,001百万円(同55.0%増)、当期純利益は1,346百万円(同53.2%増)となり、売上高、利益ともに過去最高となった。
2. 2023年12月期の業績見通し
2023年12月期の業績は、売上高が26,900百万円(前期比7.1%増)、営業利益が1,980百万円(同2.4%増)、経常利益が2,000百万円(同0.1%減)、当期純利益は1,370百万円(同1.8%増)と予想している。
3. 成長戦略
2023年12月期は、同社の長期ビジョンである「Kanro Vision 2030」実現に向けて、3ヶ年計画である「中期経営計画2024」の2年目として「価値創造」「ESG経営」「事業領域の拡大」の3つの重点戦略を着実に推進していく。
2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC(投下資本利益率)7.5%以上としている。
■Key Points
・1912年創業、ハードキャンディ・グミを主とする国内屈指の菓子食品メーカー
・2022年12月期の営業利益、経常利益、当期純利益は前期比50%以上の伸長率
・2024年12月期の到達目標は、売上高成長率(年平均成長率)5%以上、営業利益率7%、ROIC7.5%以上、配当性向40%
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)